子供の頃に理解できなかったモノが理解できた瞬間。
ちょっとした、「お得感」が得られますね。
パプリカという野菜がありますが、幼年学校の頃の私にとって、あれはピーマンのカラーバリエーションでしかありませんでした。
ヨソで食事をする時には、絶対残してはいけないと、祖母にきつく教育された私ですので、ピーマン(およびパプリカ)は、「口に含み、そのまま飲み下す食材」でしかありませんでした。
で、本日(日付では昨日ですけど)、とあるパーティーに招かれまして。
んで、話の流れ通り、私の目の前の皿に「焼きパプリカ」なるものが。
私の頭脳の中では、「(1)パプリカ→(2)ドリンク→(3)そのまま丸飲み→(4)好きな食材で口直し」という流れができあがり、傍からは気付かれるはずが無い、完璧な流れでナイフとフォークを動かしていた訳です。
しかし、本日。上記(1)と(2)の間に、とあるハプニングが。
いえ、ハプニングの内容は、どうでも良いのですが、一瞬空白になった私は口内の物体を噛みしめてしまったのです。
直後に気がついた私は、急ぎグラスを手に取ったのですが。
あれ・・・甘い?
そう、甘いのです。焼きパプリカは甘いのです。
もちろん、野菜独特のかすかな「苦み(?)」はあるのですが、差し引いても甘い。
信じられないという気分も手伝って、何回も咀嚼(そしゃく)した上で飲み下しました。
美味しい。美味しかった。なんだこれ。
もう、一気に大好物になってしまった感。
何だか今までの苦労が馬鹿らしいくらいに美味しくて、でもそれ以上に「好きなもの」が増えた事が嬉しかったり。
他にも「苦手」としているモノはありますけど、結構「克服できる」ものがあるのではないかと、明日(あ、今日ですけど)以降が楽しくなる気がした瞬間でした。
◆
ブカン国守ですが、発議前後にINできなかったため(・・・と信じましょう)、次期は他の方が国守になる事となりました。
久しぶりの、普通の人です。足元が寂しくなるなあ・・・。(注)
いえ、足元の飾りのためだけに、国守になっていた訳では無かったのですけれど。
・・・ん?
あ、何でもないです。問題発言をするところでした。
でも、何かもっとこう、就任するにせよ退任するにせよ、ドラマチックな展開が良かったなあ。
(注:君主onlineでは、国守などの「えらい人」になると、足元にエフェクトが追加されます。なんか格好良いのです。)
◆
ドラマチックな展開には、「ライバル」や「片思いの相手」や「探し物」や「仲間」や「幼少期のトラウマ」や「意地悪な先輩」や「名前を書いたら死んじゃうノート」が必要なのですが。
あいにく、私はどれも持ち合わせておりません。
でも、上記に書いたものって、無ければ無い方が良いものばかりのような。
つまり、私は幸福なのでしょうか。
うん、多分、幸福なのでしょうね。
だったら、幸せってドラマチックじゃないんですね。
努力の末、不幸のどん底から栄光の頂上に登りつめるときに感じる、カタルシスは得られないけれど。
◆
ん・・・?
何だか前半と後半の話がかみ合っていない気がしますけど。
はい、もう眠いのです、きっと。
こういう時は眠るに限ります。ぐー。