最近、サブの槍製造が軌道にのってきた感じがしますが、
メインからサブへの材料の引き渡しが面倒ですね。
つい郵送してしまい、貧乏になります。
今週の燭台価格です。しばらく留守にしていたので全く動きが無いですね。
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▼妄想再開です▼
以下、妄想。
こちらの続きです。
何と言うか成り行きで、秘密結社『闇ノ天与石』に入りました。
なぜならば、日当がすこぶる良いのです。出前のバイトとの掛け持ちは大変ですが。
秘密結社と怪しげに銘打ってますが、国家転覆というような大それたことは考えていないようで、国家・ギルドを超えて個々人が金儲けをするための情報交換を行ったり、特定アイテムの価格操作をしたりしているようです。
社員同士といえども、滅多に素性を明かさないようにしており、常に変なマスクを着用する決まりなのが美しくないですが。よほどバネッサ・グループの方が・・・。
私の仕事内容は、集会室の掃除とか、門番とか、弁当の手配とか、備品のチェックと発注とか……雑用です。
「98号、精がでるな」
「はい、8号さん。ありがとうございます」
「今度、日当上げてやるから頑張れよ」
「やったー」
8号さんは私を引き入れた方です。なかなかの地位にいる方で面倒見も良く、そのうち当方に引き抜きたいくらいの器です。
単純作業の間、妄想にふけったり、耳打ちで我がスタッフに指示出したりしてますので、そんなに苦ではないです。なんとなく罪悪感が湧きますが、そこは秘密結社ですので、そこまでの義理は無いような。仕事は人並み以上にこなしていますし、何と言ってもバイトですから。
◆
その日、私は早く仕事を切り上げてモフパラに参加するつもりでした。しかし、私が所属している「赤モフモフ小隊」の一人がライバル社のスパイであることが発覚したのです。尋問は長時間におよびますが、なかなか口を割ろうとしません。
早く、帰りたい。貧乏な私が天与石を手に入れる、少ない機会なのに。
「あの、よろしいでしょうか」
「なんだ、98号」
「時間ですので、帰りたいのですが」
「いかん。内部にスパイがいると分かった以上、お前も内通していないという保証はない。バイトの身で悪いとは思うが、こいつが口を割るまで帰ることは許可できない」
「そんなー」
モフパラの時間は刻々と迫ってきます。はやく荷物も整理しなければならないし、お金も下ろさないと。
もう、尋問もじれったいのですよ。うーん、仕方ない。
「ちょっと、皆さん、一旦ドアの外に出てください」
「なに?」
「いいからー。出てくださいー。口を割らせたいのでしょう??」
「お前に何が…」
「5分、5分でいいから!!」
「わかった、わかった。そんなに怒るな」
◆
5分後、体当たりする勢いで尋問室の扉を開け、待っていた小隊の皆さんに叫びます。
「お待たせしました!何でも喋ると言っています」
「はあ?」
「聞かれたことには何でも答えると言っています。後、よろしくお願いできますか」
「え、おま。…あいつ半べそかいているじゃないか!?」
「半べそくらい、どうでもいいでしょう。帰っていいですか?」
「ちょっと、確認してくる。少し待て」
「早く、早く、早くしてくださいー」
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「待たせたな、少なくとも98号の嫌疑は晴れた。帰っていいぞ。あ、日当。色付けといたからな」
「ありがとうございますー。それではー」
◆
翌日、秘密結社『闇ノ天与石』の掲示版に、「98号を赤モフモフ小隊長に命ずる」という内容の辞令が貼り出されていました。
『次回予告』
異例の大抜擢となったバネッサ小隊長。しかしそれは、先輩社員の妬み嫉みを呼びます。ロッカーに落書き、灼靴に画びょう、といった嫌がらせを受けるバネッサは、この局面をどう乗り切るのでしょう。
次回、アルバイト・3、こうご期待でございます!!
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