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バネッサ・チャンネル

ヨウギクの片隅で妄言を。

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今日、この日

本日はエナレット鯖にて最後の開国(イサカ)がありました。
(あ、日付としては昨日ですが)

支部の特派員から、公募一口ゲットしたと連絡があり、これは記念にとっておくことにします。
死に株ということで、こういうことを嫌う方もいらっしゃるかもしれませんが。

さて、本日は魂の世界(現世)でいうエイプリル・フールというやつだそうで。

なんでも、今日嘘をついた人は、市中引き回しの上、むち打ち百回、額に「うそつき」と油性ペンで書かれて、75日もの間、近所の少年たちに後ろ指を指されるそうです。
恐ろしいですねー。嘘はいけないことだと思い知らせるにしても、近所の少年たちが大変です。

…本日は妄想が前半に侵食しておりますが、これもまた四月一日ということで。

▼妄想本編は、ダーティな一日を▼
最初の注意を必ず読んでね!
注意:本文章は、四月一日用のものです。特に現政権に関わる方とは全く関係ない妄想ですので、その点ご留意ください。四月一日だから許して下さい。たまには羽目を外したいかなーと。


戴冠式を終え、興奮が冷めぬまま自室へと向かう。
廊下に大きな鏡が掛けてあり、ふと覗くと頭上の冠が少し傾いているような。
嬉しい。鏡の中にいる若き女君主の笑顔を見て、今一度確認する。

やっと、やっと君主になったのだ。

今日からしばらくの間、自分のものとなる執務室。
扉にある仕掛けで、限られた人間しか入ることができず、壁・扉には頑丈な金属が仕込まれている小さな要塞。
少なくとも直接的な暴力からは守られる場所だ。

扉を開けると先客がいた。窓に向かって外を眺めている姿は、良く知っている人物だった。
先ほどまでの高揚感が一気にしぼんでしまうのを感じる。

「おかえりなさい。お疲れ様です」
「はい。緊張しましたが、嬉しかったです」
「それは良かったですね。夢、叶ったりというところですか」
「今までの苦労のかいがありました」

先客は片眉をあげ、傍らの花瓶を引っつかみ、向かいの壁に叩きつけた。

「苦労? 苦労したのは、私と私のスタッフですよ!」
「す、すみません。そんなつもりじゃ」
「貴方は私が書いた文章を、公式やブログにただ写し書いただけ!」
「…はい」
「貴方は根回しも、敵候補の蹴落としもせず、質問会と称した世間話をしただけでしょう!」
「…はい。その通りです。バネッサさん」

その通りだ。浮浪者同然だった自分を着飾らせたのも、八百長試合で自分を有名にさせたのも、すべての発言を指示したのも、目の前の白い鎧を身につけた女だった。

「では、明日からの指令書をお渡しします」
「はい。…え、この内容は、マニフェストと全然違ってます」
「ふん、きちんと目を通しなさい。ちゃんとつじつまが合うようにしています」
「しかし、これでは民があまりに…」
「はあ? 貴方が民を語るのですか?」
「でも、わたしは君主になったのです」

勇気を振り絞った台詞の返答の代わりに出てきたのは、銃口。

「あまりふざけてると、代役を立てますよ」
「……」
「何のために貴方を君主にしたのか、あの世で思い出させてあげましょうか」
「…ごめんなさい。許して」
「反省が足りませんね。いつもの服従の儀式をしましょうか」
「こ、ここでですか」
「ほーほほほ。ここだから、いいのですよー」

若き女君主は膝を落とした。冠をどけようとすると舌打ちが聞こえる。まさか冠をも踏みつけようというのか。
しかし、抵抗できない。立候補の前には時は戻せないし、逃亡しても必ずこの女の組織は自分を見つけるだろう。眼尻に涙をにじませ、心の中で歴代の君主達に詫びながら頭を差し出した。

「まてまてまてー」

間の抜けた声が響き渡った次の瞬間、執務室の窓という窓が内側に割れ、外から白い鎧の集団が飛び込んできた。

「なっ、なにやつ」(☆)
「私の名前を語る、不届き者ー。観念しなさい」(★)

次いで執務室の扉が轟音をたてて吹き飛ぶ。煙の中に「四柱の烈風砲」の砲口が鈍く光っている。
煙の中から白い軍団がなだれ込み、遅れて白い鎧を身につけたイクシア娘が入ってきた。

「無駄に頑丈ですねー。これ」
「バネッサ様。これ、あとで請求されませんか」
「えー。ヨウギクを影から守る秘密部隊なのに?」
「ちょっと、やりすぎじゃないですかね」
「むー」
「…ちょっと、待ちなさい。何よ、あんた達」
「本物のバネッサですよー」
「げ!」
「今までの会話、その他についてはすべて記録した上で、運営さんに送信済みです」
「そんな事!」
「できるのです。プロをなめないで下さいね、偽物さん」
「プロって、何のプロよ!」
「貴方には黙秘権も何もかもありません、覚悟しなさい」


「さて、これからどうしましょうか、君主様」
「あの、私…」
「戴冠式の直後で、辞任というのは、あまりに混沌(カオス)ですよね」
「はい、そう思います、けど」
「よろしければ、お続けになりますか。私達もできる限りサポートしますよ」
「しかし」
「成り立ちは褒められたものじゃ無いですけど。今後の善政で取り返してみてくれませんか」
「…分かりました。私でよければ頑張ってみます」
「そうと決まれば、明日からの提案なのですがー、まずは白十字隊をですねー」

女君主は、奇妙な既視感を覚えた。しかし、引き返すことができない状況に変わりがないと気付くと、大きなため息をつき、執務席に身を預けた。

(おしまい)

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