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バネッサ・チャンネル

ヨウギクの片隅で妄言を。

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楽しみはあとに取っておく性格

君主新聞に勧められたので、「こむたんJr」を購入してみました。
ホームグラウンドである小さな森で、ちまちまと鍛えていますが、実戦配備にはまだ時間がかかりそうです。

かわいらしい風貌です。しかし、不思議に愛着が湧かないのは何故?
古い話になりますが、ステ改訂のあおりを受けたシーバットの射程が短くなった今、次の期待の星だというのに。こんなことでは大枚はたいた甲斐がありません。

…と言う事を、古い友人に相談したところ、「名前をつける」という、重要な儀式を行っていないことが悪いのでは、という指摘を受けました。

確かに。そういうアプローチをしないと「のれない」性格でした。

ということで、名前が確定するまでは封印しようと思います。

というか、自分の装備を見直ししないといけないんです。

我が愛槍「ベーコンドリーム」(参照)も期限切れですし、灼装備が行方不明になったので、残ったホワイト装備(ベルト&靴なし)だけでは、まともな狩りもできないという。

ここまで書いてみて思いましたが、一年過ぎてもまったく進歩していないような不安が。

問題を先送りにする、この愛らしい資質を生みだした両親に花束を・・・。

以下、妄想。

大自然の力は偉大です。

風の加護を受けた私のことを忘れた様子の風神様は、海面をまるで粘土細工のように練り上げています。

暴風雨というやつです。
時刻は昼のはずなのに、厚い雲で月夜のように暗い空。
私がしがみついている救命ボートは、鍋の中の豆のように翻弄され続けています。

ついに、絶望的な高さから打ちおろされた波で、ボートが砕けてしまいました。
海中に放り出された私は、「そーまとーって何だっけ」と悩みながら海の底へ沈んで行ったのです。

 

気がついて目を開けようとしましたが、瞼が腫れているのかまともに開きません。

「聞こえる、ねえ?」と言う声と、バシバシという音。どうやら頬を叩かれているようですが、身体がまともに動かない状態です。
それでも、やっとの思いで「うー」と声をだしたら、叩くのを止めてくれました。
とりあえず、死ななかったよ・・・と思った途端に、意識がまた沈んで・・・。

 

強烈な渇きで目が覚めると、板張りの壁が見えました。いえ、天井なのかな。
目と首をぐきききと動かして、状況確認。ベッドに寝かされている様子。これは高待遇ですね。
ちいさな部屋は、船室であることが分かりました。

「気がついた、良かった」

足元から声が。きびきびとした女性の声。女医さんなのかな、助かったなあ・・・。

しかし、声のする方へ視線を向けた瞬間、まだ私に振りかかっている問題が終わっていないことを理解しました。

数回しか、お会いしていませんでしたが、彼女の顔を覚えています。
はい、この人は司令官の人です、黒の軍団の。

 

 

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