暑い夏ですね。
こんばんは、ヨウギクの歌姫バネッサです。
INしたら、モフモフモフ出現のお知らせが。
仕方ないので、殴ってみました。気のきいたアイテムが手に入ることもありますし。
空腹をこらえながら無心に殴り続けていますと、ブカンの方からリクルートされました。
ラクドの国籍は消失しておりましたので、しばらくは良いかなと思ってみたり。
と言う訳で、本日よりブカン国民です。
あと数日で港に着くらしいと耳にした夜、大型客船の救命ボードを一時拝借して夜の海へ。
メインマストのロープに、バネッサ・セキュリティサービス特製のダイヤル式ロックチェーン「12桁地獄」を仕掛けてきたので、しばらくは追ってこないでしょう。
オールを漕ぐ、召喚使用人たちの会話を聞きながら、船首から星空を眺めていました。
「ちょっと。タイミングが合ってないわよ」
「すみません、すみません、努力は認めてください」
「いえ、アルファじゃなくて・・・ってオール折れてるじゃない!」
「ベータ、手が止まっているぞ」
「・・・少しは周りの状況をみてよ、タロス」
なるほど、進路がくるくる変わっているのは、そういう理由ですか、そうですか。
海流に乗った様子ですので、ヨウギク南部あたりに近づけそうです。ワープチケットの圏内に入れさえすれば、飛べば良いので、接岸の必要はないのですが。
進路の先に船影が。遭難者を装って救助してもらおうかと思っていたら、元々乗っていた客船じゃありませんか。
「あー。皆さん、落ち着いて聞きなさい。オールを漕ぐのは男4名でお願い。アルファは何もしない事。で、回頭180度。はい、きびきび動く!」
足元の水樽の小ささに、そこはかとない不安を感じながら、遠いヨウギクの地を心から想っていたのでした。